PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)の覚え書き


ラベル

いわゆる「変数」
数値や接点を入れるデバイスに名前を付けることができ、その名前で記述するために使う。
きちんと設定すると、ラベルごとにデバイス割り当てを自動でしてくれる。
PCの高級言語では基本中の基本だが、PLCラダーではまだメモリを直接いじるのが主流なので使ってる人は少ない。
FBDやST言語を使う場合必須に近いが、会社によってはデバイス番号直接ぶち込めたりする。

利点

  • 可読性向上
  • 再利用性向上
  • デバイスとコメントの関連付けを覚えなくて済む
ラベルをわかりやすい名前にしておけば、「あれ?あのデバイス何番にしたっけ?」ということが減る。

欠点

  • 再割り当てでデバイスが変更されることがある
データが残ったまま変更が行われると不正なデータが適用されてしまったり
  • ソフトによっては重くなる
  • ラベル名を忘れると悲惨

データ型

bool:ビット(0,1)
INT:1ワードの数字
DINT:2ワードの数字
くらい覚えておけばOK
掛け算割り算は配列つかって INT[0..1] で実質2ワードにして使うと、ラダーでの感覚そのままで使えるしバグの心配もないのでお勧め。(CX-Programmerでは自動割り振りで数値を詰めて確保するので、やっておかないとすぐバグる。)
掛け算で2ワード目まではみ出る場合は、全部の数字を DINT に変換してやる。めんどくさいがバグらないようにするためには必須。ワード単位で使う数値だけど2ワード確保しておくみたいなやつなので癖を付けよう。

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