PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)の覚え書き


ビットのワード化

ワードアドレスを入れるべきところにビットアドレスを書いた場合、各社対応が違うのでメモ

三菱

"k4M0"のようにビットアドレスの前にK1~4を入れることでワードデバイスとして扱うことができる。K5~8ならダブルワード。
4点ごとに刻めるので一部だけ変更するときに便利。

キーエンス

ワードアドレスを要求されるところにビットアドレスを書くと、そこから16点をまとめてワードアドレスとして扱う。
"MOV $FFFF R0"ならR0~15をSETするのと同じになる
記述は少なくなるがミスに気が付きにくいので一長一短

OMRON

全デバイスがワード単位で扱われるので機能が存在しない
思い切った仕様だが扱いは楽

ワードのビット化

だいたいどこもD0.00のように小数点を入れることでビットとして扱えるが、FX3は対応してなかったり、三菱だけ0~F他は00~15だったり。

ステートメント

セクションごとのコメントのこと。三菱の呼び名を仮採用。
OMRONだと「回路のプロパティ」のコメント欄に書いたものがそれに当たる。

見出し化(三菱)

ステートメントは左母線のさらに左にカーソルを動かして「;」を入力して開始できる。
そこに「;[Title]」と入れることで見出し化でき、そのセクションにアンカーができる。最初のTだけ大文字。
特定の位置をよくいじる場合に便利だが、これを使って飛ぶとそこより上に行けないという欠点がある。
なぜかENDにも勝手にアンカーされて、飛ぶと既存のプログラムをいじれない状態に。
既存の部分を絶対触りたくないときには便利かもしれないがうまく使えたことはない。

線挿入

キーエンス

他社がだいたい「Ctrl+矢印」なのに対してキーエンスだけ「Alt+矢印」
Altは単押しでメニューにフォーカスが行ってしまうので、よく使うショートカットには入れてほしくないのだが?

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