PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)の覚え書き


FBD(ファンクション ブロック ダイアグラム:Function Block Diagram)

SFCほどではないが制御の流れがパッと見で分かる。
コンベアなどで物が流れていくときに、情報の受け渡しをこれで記述するとまあわかりやすい。

ラダーのように上から下に順番に処理するのではなく、縦横無尽に処理が動くので記述が増えてくると取っ散らかりやすいのが欠点。
横にも縦にも広げられるので、規模が大きくなってくると全体を把握しにくくなってくるのも問題点。

三菱

Works3では部品をドラッグ&ドロップで置いていけるので初心者に優しい。
入出力ともにアドレスを直接書いてもいいので、ラダーの延長としてもわかりやすい。
ただし入出力を配列にした場合、アドレス直だと連番で入れてくれない。D400を入れると配列全部D400の中身になる。いけず。

複数のコンベアで液体や粉状の物を送るために作ったFBD。
コンベアで次に送る流れがわかりやすい。
後から動かして前から止める動作をミスなくできるので管理人のお気に入り、というかほぼこれ以外でFBDを使ったことがない。
ちなみにIEC61131-3では接続線がORになるのを禁止しているが、Works3では問題なく接続できる。数値だと恐らくだめだけど。

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